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宮城の旬の食材

宮城県の旬の食材
春:海藻ア・ラ・カルト

食と健康ドクターノート

医師や栄養士が、食べ物と健康について一口アドバイス。 食前・食間・食後いつでもご利用ください。

監修=NTT東日本東北病院 院長 矢嶋 聰
執筆=NTT東日本東北病院 管理栄養士 高木 眞知子

海藻

◆海藻は食物繊維の宝庫!~生活習慣病予防の強い味方~

海藻は、食物繊維のうち水に溶ける繊維(水溶性食物繊維)をタップリ含んでいます。この水溶性繊維と食物を一緒にとると、糖がゆっくり吸収されるため、血糖値の上昇が緩やかになったり、コレステロールが吸着されて一緒に体外に排泄されたりします。そのため、糖尿病や動脈硬化予防に効果があると言われています。

◆高血圧には、昆布やワカメが効く!

昆布やワカメに多いアルギン酸は、食品中ではカリウムと結びついていますが、胃の中では胃酸の働きでカリウムを放し、次に小腸でナトリウムと結びついて、一緒に体外に排泄されます。一方、胃で放されたカリウムは、腸から吸収され、今度は血液中のナトリウムを追い出します。ナトリウムが排除されるために、血圧が下がるというわけです。

ヌルヌルパワーは、悪玉菌をやっつける!

海藻の中の水溶性食物繊維は、水分を抱き込んでゲル化(ゼリー状になること)します。このゼリー状になったヌルヌルが大腸に到達すると、ビフィズス菌など善玉菌の働きが活発になり、大腸菌やウェルシュ菌などの悪玉菌が育ちにくくなるのです。

漢方でも認める海藻の力!~昆布は婦人病に効果あり~

カキを生で食べる時は、大根おろしの中にいれて静かにかきまぜ、その後に流水でよく洗います。加熱する場合は、ざるに入れ、塩を加えた水の中でざるごと振り洗いをします。洋風料理(カキフライ、シチューなど)の時は牛乳に3~4分浸しておくとくさみが消え、食べやすくなります。カキは煮すぎると身が固くなり、旨味も抜けてしまいますので、熱でプックリふくらんできたら、すぐに食べるというのがグルメ道の極意中の極意です。

【ミニ辞典】かいそうは「海藻」か「海草」か?
食用としているかいそうの多くは、花をつけず胞子で増える藻類なので「海藻」が正しいと言えるでしょう。