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宮城の旬の食材

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春:海藻ア・ラ・カルト

海藻の豊富な栄養と働き

ワカメの栄養

日本と韓国以外では、海藻を食べる習慣をもつ国はあまりありません。今では日本人の食生活も欧米型になり、高カロリー・高脂肪の動物性食品が多くなるにつれ、もともと少なかった心臓病や大腸ガンといった病気が増えてきたのも事実。そして、これらの病気に対して効果的なのがワカメです。

もともと、ワカメはカルシウムなどミネラルが豊富な栄養食品ですが、セルロースやアルギン酸といった食物繊維も多く含んでいます。セルロースは水に溶けず、消化もされない食物繊維で、腸の中では水を吸収して十数倍にも膨らみます。これによって腸の働きが活発になり、腸の掃除ができるということです。

一方、ワカメやコンブのぬめりを作りだしているのがアルギン酸で、このアルギン酸には体内でナトリウムと結びつき、塩分を体の外に排出させる働きがあります。

ノリの栄養

朝の食卓やおにぎりにはつきもののノリ。ビタミンA・B・Cを多く含み、たいへん栄養効率のよい食品です。

万葉集の中でも、海藻に海水をかけては乾燥させ、これを何度も繰り返して塩をつくる「藻塩焼き(もしおやき)」や、食用の海藻を採る「和布刈り(めかり)」といった風景が多くの歌に詠まれ、海藻が風物詩として人々の生活に深く関わっていたことがわかります。

ヒジキの栄養

ヒジキもまた食物繊維を多く含んだ海藻で、乾物での含有量は50%以上とワカメをも凌ぎます。また、ワカメと同様にアルギン酸やセルロースを多く含み、さらに牛乳の10倍以上のカルシウムとレバーの4倍近い鉄分も含んでいるのです。カルシウムや鉄分はふだんの食生活ではどうしても不足しがちな栄養素ですが、骨や血液を作るために欠かせないもの。特に女性には、あらためてヒジキの栄養に注目してほしいですね。