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秋:鍋料理

食と健康ドクターノート

医師や栄養士が、食べ物と健康について一口アドバイス。 食前・食間・食後いつでもご利用ください。

監修=NTT東日本東北病院 院長 矢嶋 聰
執筆=NTT東日本東北病院 管理栄養士 高木 眞知子

<鍋の名脇役――豆腐とコンニャクの効用>

豆腐

豆腐豆腐は、低カロリーで高たんぱく質の大豆たんぱくからできていて、昔から日本人の食生活に欠かすことのできない重要な食品です。鍋物がおいしいこの季節、湯豆腐・寄せ鍋・ちり鍋・すき焼きなど、豆腐は出ずっぱりです。

◆動脈硬化を予防する
大豆のたんぱく質は血管をしなやかにし弾力性を高めてくれるので、脳卒中や動脈硬化の予防に効果的です。

◆貧血によく効く
貧血といえば「レバー」を思い出しますが、それが苦手という人には「豆腐」がお勧めです。鉄はもちろんのこと、鉄の吸収を助ける銅やマンガンなども含んでいるので、手軽に貧血改善ができます。

◆血圧を下げる
大豆に含まれているカリウムには、体内でナトリウムの排泄を促す作用があるので、血圧を下げる働きがあります。

◆レシチンの若返り効果
大豆に含まれるレシチンは、人体を構成している無数の細胞の膜を形成していますから、これを摂取し続けることで体を若返らせることができます。また、乳化作用によって、血中のコレステロールを下げる働きがあることも知られています。

こんにゃく

こんにゃく

コンニャクが伝わったのは意外に古く、縄文時代あたりだという説があります。平安時代にはすっかり庶民の食べ物に定着し、室町時代には主に精進料理に使われるようになりました。現在のようにコンニャク芋を粉にして作られるようになったのは江戸時代からだと言われています。

◆便秘によく効く
コンニャクの繊維質グルコマンナンは消化吸収されにくく、腸の運動を促し、老廃物を取り除き、悪玉細菌の繁殖を防いで、便秘に抜群の効果を発揮します。

◆肥満を防ぐ
コンニャクの成分はほとんどノーカロリーで、しかも食べると満腹感が得られるので、肥満対策にはもってこいの食品です。他の食品とうまく組み合わせてとることが大切です。

◆動脈効果を予防する
血中のコレステロール値が上昇する原因には動物性脂肪の取り過ぎがあげられますが、食物繊維の摂取不足も要因としては大きいと言われています。コンニャクには水溶性の食物繊維グルコマンナンがたっぷり含まれていますから、コレステロール値を低下させる働きがあるのです。