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宮城の旬の食材

宮城県の旬の食材
冬:餅・雑煮

餅はどこからやってきた?

モチ米の誕生

ふだん私たちが食べている白米(ウルチ米)などイネ科の植物は、粘りがないのが一般的。しかしまれに突然変異で粘りの多いものが現れることがあり、モチ米も、その過程の中から生まれたものと考えられています。では、いつ、どこで、モチ米は誕生したか、というと、実はモチ米のルーツがあまりにも古く、今も研究・調査の最中です。ただし場所については、東南アジア北部や中国南部の山間部などのイネの原種が見られる地域と考えられているようです。

日本に来たのはいつ頃?

モチ米が栽培されているのは主に、タイ北部やラオス、ミャンマー、ベトナム、カンボジアなどの東南アジア北部、中国華南省・江南省、台湾、日本など、アジアの北緯15度~25度の地域。アジアの「照葉樹林帯」と呼ばれているところです。日本へは、紀元前1000~500年の縄文時代晩期の頃に、中国の山東半島・揚子江下流域から東シナ海を越えて、イネと一緒に伝わったと考えられています。


「鍋」の餅と神様の深い関係

伊勢神宮をはじめ各神社の大祭に供えられる「神饌(しんせん)」。円盤形の餅を三重に重ねたものです。この神饌が民間に伝わり、正月や祝事に神様に供えるようになったものが、今日の鏡餅。丸い形が神様が宿る昔の銅鏡に似ていることから、「鏡餅」と呼ばれるようになりました。

餅はいつから庶民のものに?

鏡餅を供えるという年中行事は、最初は武家に広まりました。それが商家に伝わって、次は農家へ。農家では、神様だけでなく農具にも餅を供えて、家内安全、家族円満や豊作を祈願しました。このように庶民が暮らしの中に餅を取り入れ、食べるようになったのは、江戸時代の頃からといわれています。