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春:豆ア・ラ・カルト

食と健康ドクターノート

医師や栄養士が、食べ物と健康について一口アドバイス。 食前・食間・食後いつでもご利用ください。

監修=NTT東日本東北病院 院長 矢嶋 聰
執筆=NTT東日本東北病院 管理栄養士 高木 眞知子

◆豆類の微量成分(ビタミン・ミネラル・アミノ酸)について

豆類の中の大豆には“たんぱく質”が、その他の豆類には“糖質”が多いことは一般的によく知られていますが、豆類にはそれ以外にも大切なビタミン・ミネラル・アミノ酸などの微量成分も多く含まれているのです。
代表的な微量成分と、それが含まれている豆類について取り上げてみましょう。

◆ビタミンB1…大豆、エンドウマメ、 ソラマメ、ササゲマメ、インゲンマメ

穀類や砂糖などの糖質の分解を助ける。不足すると脚気(かっけ)などを起こす。
脳の中枢神経や手足の末梢神経の機能を正常に保つ。

◆コリン…大豆、ササゲマメ、エンドウマメ

ビタミンの一種。レシチンを作り、神経細胞などの細胞膜を形成する。
コレステロールを正常値に保ち、高血圧、動脈硬化を予防する。

マグネシウム…大豆、インゲンマメ、小豆

ミネラルの一種。ビタミンB群とともに糖質、脂質、タンパク質の代謝をうながす。
神経の興奮を鎮め、筋肉の収縮をうながし、循環器系の健康を守る。

レクチン…大豆、インゲンマメ、ナタマメ、レンズマメ

アミノ酸の一種。免疫機能を活性化させ、ガン細胞の増殖を抑制する。
赤血球の凝集をうながす。

【ミニ辞典】インゲンマメは腎臓豆?
インゲンマメのことを英語で「kidney bean」と言います。 “kidney(キドニー)”とは“腎臓”の意味で、インゲンマメの形が腎臓に似ていることからつけられました。食べ物に臓器の名前をつけるなんて、日本人の感覚ではちょっと考えられませんね。