宮城県運営の食情報発信ウェブサイト
宮城県運営の食情報発信ウェブサイト 食材王国みやぎ

MENU

宮城の旬の食材

宮城県の旬の食材
秋:米

米食と文化

主食になった米

白米が日本人の主食となってきたのは、江戸時代の中頃から。精米には大変な手間がかかったので、それまでは殿様など一部の上流階級で食べられるだけでした。宮城をはじめ米作の拡大もあって、味にうるさい江戸っ子の間に次第に浸透していきましたが、それにつれ「江戸病」という原因不明の病気にかかる人が多くなりました。今でいう脚気(かっけ)です。白米ばかり食べていたせいで、ビタミンB1が不足したことが原因でした。

それでも全国的にみれば、第二次世界大戦後までは、麦やヒエ、アワなどの雑穀に米2~3割をまぜたご飯が一般的でした。

ちなみに、かつて真っ白いご飯のことを「銀シャリ」とよびましたが、シャリというのは仏様の骨のことです。明治時代になってから使われるようになった言葉です。

◆米と信仰
品種改良や稲作の技術が進んだ現代でも、日照、雨、風などの条件で米の出来は大きく左右されます。古来、日本人は、自然界の神々が米を作ると考えて、一年を通じて様々な祭りを行い、豊作を祈願していました。

◆田植え祭り
日本各地で田植えの始まる時期に行われる、豊作を祈るための神事です。

◆チャグチャグ馬コ
岩手県滝沢村で行われる、農耕馬に感謝する祭りで、着飾った馬の行列が練り歩きます。

◆虫送り
稲の生長する夏、病害虫を避けるために行われた祭りで、全国的に行われています。

◆ねぷた祭り
青森県で行われる「ねぷた」や「ねぶたまつり」は作業の忙しくなる夏に睡魔を払うお祭りです。「眠い」を意味する「ねぷたい」から、その名が来ています。

◆風の盆
台風などの被害を避けるため、風を鎮めるお祭りです。

◆米の栄養
ご飯といえば炭水化物。糖に分解されて、体を動かすエネルギーになります。しかし、米にはこのほかの栄養素も多く含まれています。

◆タンパク質
茶碗1杯のご飯で、牛乳120ccと同じくらいのタンパク質を摂取することができます。中でも、必須アミノ酸のひとつ「メチオニン」という成分が多く含まれています。

◆ビタミンB・ビタミンE
米の胚芽やぬかの部分には、ビタミン類やミネラルが豊富に含まれています。栄養面を考えるなら、玄米ご飯が理想的。疲労回復に効くビタミンB1、B2、動脈硬化の予防や血行をよくしてくれるビタミンEもたっぷり。玄米ご飯は苦手という人も多いですが、胚芽精米や七分つき米などを利用すると、味も炊き方も白米とそんなに変わらないので食べやすいですよ。

◆食物繊維
食パンに比べ、ご飯には食物繊維が多く含まれています。食物繊維には整腸作用があり、摂り過ぎた塩分を体外に排出する働きもあります。玄米ご飯なら茶碗一杯で、セロリ1/2本の食物繊維を取ることができます。