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どこからきたの?探検隊

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スパゲッティ ≪スパゲッティの中身をのぞいてみよう!≫

【ミートソースの「トマト」】
イタリア料理には、かかせないトマトだけど、生まれたのはアメリカ大陸のメキシコあたり。
16世紀に冒険家たちがアメリカ大陸からヨーロッパに伝えたんだ。
それからイタリアの風土に合われて改良されて、今のように使われるようになったんだ。
缶詰で売っているトマトは、ちょっと細長い形で、サラダに使うトマトとは種類がちがうんだ。
グルタミン酸という「うまみ成分」のおかげで、煮るとさらにおいしくなる。
肉、きのこ、魚介類などのうまみと出会うと、さらにおいしさアップ。
トマトと牛ひき肉を煮こんで作るミートソースがおいしいのも、ナットクだね。

【カルボナーラの「ベーコン」】
ベーコンのいいかおりとトロリとしたたまごソースが決め手のカルボナーラ。
ベーコンは豚肉でできているけど、生の豚肉(ぶたにく)を料理したときとは、かおりがちがうね。
豚バラ肉のかたまりに、塩やスパイスをしみこませて低温で熟成(じゅくせい)させ、さらに薪(まき)や炭火の煙でいぶして薫製(くんせい)するんだ。
こうして手間(てま)をかけるから、おいしくなるんだね。
豚肉にはふくまれているビタミンBは、活動のエネルギーを生み出したり、疲労回復(ひろうかいふく)にかかせない栄養素。
運動選手たちも、豚肉をしっかり食べているんだって。

【カルボナーラの「たまご」】
ケーキやプリンなどのお菓子にも、たまごはよく使われるよね。
ニワトリが朝鮮半島から日本に持ちこまれたのは、今から約2000年前。
たまごは「神のつかい」とされていたので、江戸時代に入るまで、ずーっとだれも食べなかったんだって。
あの小さなたまご1個から1わのヒヨコが生まれるわけだから、たまごって不思議だね。
40年ほど前までは、病気のおみまいにも使われていたんだ。ぜいたくな食べ物だったんだよ。
「たんぱく質」という言葉の「たんぱく」とは、たまごの白身(しろみ)のこと。
もちろん、黄身(きみ)にも栄養たっぷり。

【ボンゴレの「あさり」】
アサリは日本人にもおなじみの貝。
この春、潮干狩り(しおひがり)に行った子もいるかもね。
アサリにはグルタミン酸やコハク酸といった「うまみ成分」がふくまれているから、おいしいダシが出るんだ。
血圧や心臓の働きを正常にたもつ、タウリンという成分も入っているから体にいいね。
アサリをつかったメニュー「ボンゴレ」を作るときは、ニンニクや白ワインを使って、おいしさをぐんと引き立たせるんだよ。

【チーズ】
チーズの誕生(たんじょう)には、こんなお話があるよ。
昔、アラビアの商人は、乾燥(かんそう)させたヒツジの胃袋(いぶくろ)を水筒(すいとう)として使い、ラクダで旅をしていた。
ある時、そこへ入れたミルクを飲もうとしたところ、固まっていることに気づいた。
おそるおそる食べてみたら、おいしかった。
ラクダにゆられることで、胃袋の消化酵素(しょうかこうそ)とミルクがまざり合い、反応してしまったんだ。

チーズは、牛乳のほか、ヒツジやヤギなどのお乳からも作られているよ。
カルシウムやタンパク質がたっぷりふくまれている。
作りたてを食べるもの、わざとカビをはやしたもの、何年もかけてじっくりと熟成(じゅくせい)させたものまで、いろんなタイプがあるんだよ。
スパゲッティとよく合うのは「パルメザンチーズ」や、とうふのようにポヨンとやわらかい「モッツァレラチーズ」など。
日本ではパルメザンチーズは粉チーズになって売っているけど、イタリアでは使うたびに、固まりをチーズおろし器で粉にして使うんだよ。

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