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どこからきたの?探検隊

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カレーライス ≪カレーの中身をのぞいてみよう!≫

【ジャガイモ】
アンデスの高原生まれ
じゃがいもの原産地は、南アメリカのペルーからチリにかけて、高度4000メートルのアンデス高原といわれている。
16世紀にそこからスペイン人が、ヨーロッパへじゃがいもを持ち帰ったんだ。
ちょうどそのころヨーロッパは、「船で新しい大陸を探そう」という大航海時代。
ビタミンCがたっぷり入ったじゃがいもは、航海中の食事につかうため、各地の港で栽培された。
日本へは16世紀の終わりころ、その港のひとつ、ジャガタラ(現在のインドネシアの首都ジャカルタ)からオランダ人によって伝えられたんだ。
じゃがいもっていう名前も、そこから来ているんだよ。

食料不足にも負けないぞ
じゃがいもが日本でたくさん栽培されるようになったのは、江戸時代末の「天保(てんぽう)のききん」がきっかけ。
寒さに強い作物として広まって、たくさんの人々を食料不足からすくったんだ。
もともと寒い場所でうまれたじゃがいもにとって、北海道や東北の気候はぴったり。
今では男爵(だんしゃく)いもやメイクインをはじめ、ポテトチップスに向いているトヨシロなど、10種類以上の品種が育てられているんだ。
ちなみにカレーには、煮くずれしにくいメイクインやホッカイコガネが向いているよ。

【にんじん】
東洋生まれと西洋生まれの2種類
ぼくらがふだん食べているのは、西トルコが原産の西洋生まれ。
柔らかくてあまみが多いから、カレーやサラダにぴったりなんだ。
もう一つのにんじんは、アフガニスタン原産の背丈の高い東洋生まれ。
カロチンをたくさん含んで栄養たっぷりのにんじんは、2000年前から薬として使われてきたほど。
日本へは、江戸時代の後半に中国から東洋生まれのものが薬として伝わって、そのあとヨーロッパから西洋生まれのものが伝わったんだ。

【たまねぎ】
炒めるとあまくなる
タマネギの原産地は、中央アジアから地中海(ちちゅうかい)沿岸のあたりといわれている。
日本へは江戸時代の後半にやってきて、明治時代になってからほんかくてきに栽培されるようになった。
ぼくたちがカレーに入れたりしてよく食べてるのは、「黄たまねぎ」という種類。
他に皮が赤むらさき色の「赤たまねぎ」や中がとうめいな白色の「白たまねぎ」という種類がある。
たまねぎは熱を加えるとあまみが出るから、じっくりといためることがおいしいカレーの秘訣だね。

【スパイス】
黄色のもとは、ターメリック
世界にあるスパイスの数は、なんとおよそ500種!
とくにインドのスパイスは世界的に有名で、うばいあいが戦争につながってしまったこともあるくらいだ。
カレーのもとは、このスパイス。 インドでは何十種類も使い、家々でそのまぜぐあいも違っているというこだわりようだ。
このスパイスをまぜたものを「ガラムマサラ」っていうんだよ。
ここではカレーに欠かせない代表的なスパイスを紹介するね。

●ターメリック
カレーが黄色いのは、このターメリックの色のせい。スパイスの基本中の基本で、カレーには必ず使われる。日本では「うこん」といって、沖縄や奄美(あまみ)地方でとれ、たくわんや栗きんとんに使われる。

●ガーリック
にんにく。
肉や魚のくさみを消すので、カレーだけでなく世界の料理に使われる。

●チリ
とうがらし。
舌にヒリヒリくる、からみをだすためのスパイス。

●ジンジャー
しょうが。
からみの成分とともに体を温める効果がある。

●カルダモン
「香りの王様」といわれるほどさわやかな香りがする。ねだんも高い。

●コリアンダー
香菜(シャンツァイ)とよばれ、肉や魚のくさみを消し、うまみをひきたてる。

●クミン
味はカレー粉の風味に近い。コリアンダーとよくまぜて使う。

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